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日本包装コンサルタント協会は、研究懇話会を開催しています。
会員以外の方の参加を歓迎しております。
【お問い合わせ・お申し込みは白倉 昌宛まで】
TEL/FAX:03-6684-9508
E-mail:shirakura@kuramae.ne.jp
(但し、参加料3,000円は当日お支払ください。お申し込み締め切りは開催日の10日前です)
【お知らせ】例会はコロナ対策のため、Web会議で行います |
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・今までの懇話会の内容
2022年
-#2022年2月の研究懇話会(売れる商品を創るための食品包装設計と課題への対応)
2021年
-#2021年12月の研究懇話会(バイオプラスチックについて)
-#2021年10月の研究懇話会(包装・プラスチック初級講座)
-#2021年8月の研究懇話会(ネスレ日本「Eco & System」の開発)
-#2021年6月の研究懇話会(付け焼き刃のロボット解釈)
-#2021年2月の研究懇話会(ISOの現状とTC122(包装)の最近の活動状況)
2020年
-#2020年12月の研究懇話会(製本業の現状と課題)
-#2020年10月の研究懇話会(ついにできた!ヒートシールの溶着面の直接的な温度制御法)
-#2020年8月の研究懇話会(軟包装のモノマテリアル化・バイオ化・紙化)
-#2020年6月の研究懇話会(最近のパッケージから予測する今後の成長に向けての課題)
-#2020年2月の研究懇話会(食品衛生法改正の概要)
2019年
-#2019年12月の研究懇話会(地球環境を考える時間スケールの年表を作りました)
-#2019年10月の研究懇話会(≪界面温度制御;ITC ≫の適用で現行のヒートシール技法の欠陥が明確になる)
-#2019年8月の研究懇話会(プリント配線板の包装)
-#2019年6月の研究懇話会(包装に起因する医薬品回収事例)
-#2019年2月の研究懇話会(軟包装におけるデジタル印刷のさらなる普及に向けて)
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[概要]
1.バイオプラスチックの種類と特性:生分解樹脂(PLAなど)、
植物由来樹脂(バイオPE、バイオPP、バイオナイロン、バイオPET、PEF、バイオPCなど)、の
各種バイオプラスチックのメーカー、構造式、製造プロセス及び特徴について解説。
2.採用状況と事例:バイオプラスチックの、主に包装容器への使用事例をメーカーと製品写真を用いて説明。
3.市場:バイオプラスチック市場の拡大には、下記がキーとなる。
・グローバル企業がリーディングカンパニーとしての役割を果たす事。
・従来の樹脂に比べて割高な製造コストをいかに抑えるか。
・消費者に「持続可能な社会を目指す」素材であることを、どのように認知・啓蒙していくか。
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[概要]
新入社員教育、包装技術教育など、主に社員教育、社内プレゼンテーションに
使用した資料をもとに再編集し、ピンポイントでなく、俯瞰的な”包装とプラスッチック”の世界を
案内します。
また、関連して世界的なプラスチックの環境問題においての環境対策のひとつの対応手段としての
バイオプラスチックについての概要を紹介します。
バイオプラスチックにおいては、バイオマスプラスチックと
生分解(バイオディグレイタブル)プラスチックの違いと、中国における生分解でない
プラスチックの使用の規制、禁止(2020年1月)の内容を紹介します。
また、地球温暖化問題における温暖化ガスの発生と吸収について
20年ほど前に作成した図解資料ですが一部、加筆した内容を紹介します。
以上
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[概要]
紙製容器でのインスタントコーヒーの製品化は業界初の試みであり、
機能的にはアロマバリアと瞬間的に詰替ができる画期的な容器である。
2008年に発売され、4年かけて環境適性をレベルアップさせて
最終包装仕様となって9年を経過した。その開発状況を振り返る。
以上
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[概要]
ファナックの見学でロボットに詳しいと誤認され、
東京パックでの講演をすることになりました。
事前に企業を回って知識を仕入れる予定が コロナ
やむなく座学で話を纏めましたが、実体験の無さは悔しく、
当日は200名の会場に50名弱聴衆の関心を掴めず苦労しました。
その内容を報告し。皆様の参考に供します
以上
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[概要]
国際標準は、公正な基準により世界貿易の発展を支援し、
また製品・サービスの消費者・エンドユーザーを保護し、
認定製品が国際的に設定された最低限の基準に適合していることを保証することを目的としている。
近年は新技術の競争においてISO規格のようなデジュール標準(公的標準)を勝ち取ることが
デファクト標準よりも自社の強みの技術を急速に普及して利益を得るスキームが注目されている。
このときの特許許諾の条件について事例を合わせ紹介する。
また最近のISOの規格開発活動におけるコロナウイルスの影響と、
DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを紹介する。
また中国、韓国を中心とした包装新技術(スマート・アクティブ包装等)の国際規格化のリーダーシップに
ついて紹介する。
以上
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[概要]
印刷業・製本業は、デジタル化の進展で紙離れが進み、紙の印刷物の減少が止まるところを知りません。
特に出版印刷は、電子書籍の普及などで紙の出版物が減少し、印刷業・製本業も大きな影響を受けています。
この10年で印刷業の企業数は30%減少し、製本業は同40%も減少しています。
2018年10月、全日本製本組合工業会は“このままでは製本会社がなくなる”の異常事態を宣言しました。
取引顧客に対し、契約書や発注書の明確化、支払い期日の厳守、過大な品質要求の排除、
急な仕様変更の廃止などを要望しました。
これらの改善は、メーカーと顧客が一体となって取組まなければ効果が上がってきません。
多様化する通信メディアを活用し、顧客との情報の共有化を図っていかねばなりません。
今までの成功経験を捨て、顧客と一体になって、「何でもできる」から「何ができるか」へ
サービスの内容を変化させていくことが必要になります。
経営努力により、利益を確保している企業も多くあります。
これらの企業は独自の経営改善努力を継続して行っています。
各企業は「ニッチ+ワンストップで突きぬける」とともに“顧客満足のサービス・ソリューション”を
効果的に提供していくことがますます重要になってきています。
以上
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2020年8月の研究懇話会 開催日 :2020年8月5日(水 ) 15:00~16:30 開催場所:ZOOM会議 講 師 : 土屋 博隆 (当会会員) 題 目 : 「軟包装のモノマテリアル化・バイオ化・紙化」 |
[概要]
欧州のプラスチックス戦略と軟包装の環境関連の最近の話題について報告する。
1.欧州のプラスチック戦略
①EUプラスチック戦略ビジョン
・2030年までに、すべてのプラスチック容器包装は、再利用可能に。
②中国の廃プラスチック輸入禁止への対応
2.軟包装材料のモノマテリアルか
①欧米コンバーターの動向
②日本コンバーターの動向
➂日本の材料メーカーの動向
3.バイオマス化
①バイオマス化の意義
②バイオマス化材料
➂バイオマス材料の軟包装への利用
④バイオマス関連特許
⑤軟包材の紙化
以上
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[概要]
interpack 2020がコロナウイルスの件で延期になったが、
世界では次々と新しい包装が発表されている。
日本は若干受け身の感じであるが、最近の世界の包装事情からみた今後の開発課題を
想定した。
若干情報の収集に偏りがあるが、独断と偏見でまとめた内容にについて紹介する。
[パッケージのキーワードは]
・公開情報では、プラスチック包材の再生利用が圧倒的に多く、次のLess packagingや
再生しやすい包装形態が提案され実用化されている。
・空気利用など新しい包装形態が提案され実用化されている。
・紙の見直しの面から、バリア製付与の提案や冷凍食品に採用の事例がある。
・包装機械、印刷機械などの加工機メーカーが機械の製造だけでなく、
生産工程の管理などを含むプラットフォーム構築を電機メーカーなどと
組んで提案してきている。
・生産面では、世界的にも小ロットから中ロット対応の方式を確立し、大ロット対応と
生産工場を分けている場合がある。
・包装材料では、グラフィックデザインだけでなく、消費者とのコミュニケーションを
強く図る方向で、interactive package,connected packageやネット購入の商品の
正規品確認方法など偽造防止技術がクローズアップされてきている。
スマホを如何に活用するかが、今後の包装にとって重要であり、startup企業との
連携が目立つ。
・新しい技術を発展途上国が導入する事例が出てきている。
以上
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[概要]
食品衛生法の15年ぶりの大改正の内容について紹介する。
1.食品用器具・容器包装に関する改正のポイントは、
「4.“食品用器具・容器包装”にポジティブリスト制度導入」で、
食品用器具と容器包装について、安全性を評価して安全が担保された物質でなければ使用できない仕組みである
ポジティブリスト制度を導入すること。
・ポジティブ制度の対象となる材質は、先ずは合成樹脂とする
対象樹脂種類は61種類(ドラフト段階)、ポリオレフィン等衛生協議会関連31種類、塩ビ関連32種類、熱硬化性樹脂関連6種類、
・添加剤は2500物質があるが、現在までに1360物質が使用可能になっている
・合成樹脂の原材料は、ポジティブリストに収載された物質でなければならないが、
食品に接触されず、人の健康を損なう恐れのない定めた量を超えて食品に移行しない場合はそれ以外の物質も使用可能
・溶出試験は、使用可能温度で~70℃、~100℃、101℃~の3段階となる
(注)多層フィルム等の内層(セカンドレイヤー)からの溶出も対象になる
2.器具は、飲食器、割ぽう具その他食品又は添加物に使用され、食品又は添加物に直接接触する機械、器具など
容器包装は、食品又は添加物を入れ』または包んでいるもので、食品又は添加物を授受する場合、そのままで引き渡すもの
(注)容器包装メーカーは対象だが、フィルムなどのメーカーは含まれない
3.改正された食品衛生法は、2020年6月1日施行、5年内の猶予期間を設ける
以上
2019年12月の研究懇話会
開催日 :2019年12月12日(木 ) 11:00~12:00
開催場所:カナガワ労働プラザ 第4会議室
講 師 : 大森 弘一郎 (当会会員)
題 目 : 「地球環境を考える時間のスケールを作りました。
それで問題を考えましょう」
[概要] |
カナガワ労働プラザ
https://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/l-plaza/
〒231-0026
横浜市中区寿町1丁目4番地 神奈川県立かながわ労働プラザ
TEL:045-633-5413 FAX:045-633-5416
交通
JR京浜東北・根岸線「石川町駅」中華街口(北口)徒歩3分
JR京浜東北・根岸線「関内駅」南口から徒歩8分
横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町駅」出口2徒歩12分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」出口1徒歩12分
2019年10月の研究懇話会
開催日 :2019年10月10日(木 ) 15:00~17:00
開催場所:かながわ県民センター 306会議室
講 師 : 菱沼 一夫 (当会会員)
題 目 : 「≪界面温度制御;ITC ≫の適用で
現行のヒートシール技法の欠陥が明確になる」
[概要]
1.はじめに
永く、ヒートシール技法の[温度]、「時間」、「圧着圧」が個別のパラメータとして扱うことが信奉されている。
「圧着圧」は独立のパラメータで扱うことができるが、熱伝導現象では「温度」と「時間」を分離することはできない。
熱接着(ヒートシール)の加熱温度は溶着面(接着面)温度が的確な定義である。
ラボでは溶着面温度測定法:“MTMS”よって各種条件下の溶着面温度応答の精密な計測は可能であるが、
製造工程では、微細センサを製品毎に挿入できないので、On-Lineの全数計測はできない。
現状は「温度応答」と「到達時間」の標準化データを参照して、無理やりに、圧着時間の≪限時制御≫で操作して来た。
多くの“識者”は(対応技術の不備があるので)接合面の到達温度の定義を避けている。
筆者は、2006年に妥協的対応策として、
材料が接触する加熱体表面温度の≪検知/調節≫と加熱の平衡温度領域の加熱条件;CUT(95%)の
≪時間制御方式≫を提案している。
しかし、平衡温度加熱では、加熱時間が≪0.7s以上≫と長いので、
現場要求の≪0.3~0.5s≫の要求に応えられず全面的な普及に至っていない。
この度、加熱体の表面に微細センサを常設して、ヒートシール材の表面側の温度応答を直接検知して、
(溶着面への熱流計測による)溶着面温度応答を直接的に制御する≪界面温度制御;ITC≫の開発に成功した。
この革新技術を展開して、加熱温度を指標にした短時間加熱の製造現場の課題改革と真のヒートシール技法の高度化を図る。
併せて従来技術の今後の適用の「取捨選択」の仕方を提示して、各位のコンサルティングの一助を試みたい。
2.主な講演内容:
(1)【De
Facto Standard ;DFS】を主体に従来技術の適正性の是非の解析/評価
(2) どうして、従来技術は凝集接着(モールド接着)に偏重したかの≪DL;Deep
Learning≫
(QAMM解析)の解析結果 → “一条シール”の開発背景を紹介
(3)溶着面温度応答制御ができなかったために設定されてきた対処策(姑息策)の一覧
(4) ≪界面温度制御≫の詳細:*開発背景、*論理設定と理論開発、*実機の試作、
*試作機の性能、*何が改革されたか
(5)≪界面温度制御≫の協業展開;“一条シール”特許と合わせた特許ライセンスの協働拡販
以上
![]() かながわ県民センター 1502会議室(15階)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.html 〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 電話:045-312-1121(代表) アクセス: ・JR・私鉄「横浜駅」西口・きた西口を出て徒歩5分 ・横浜市営地下鉄「横浜駅地下鉄出口8番から、地下街を通り、「中央モール」を左折し 「北6」出口を出て徒歩2分 |
2019年8月の研究懇話会
開催日 :2019年8月8日(木 ) 11:00~12:00
開催場所:カナガワ労働プラザ 会議室
講 師 : 小松 信夫 (当会会員)
題 目 : 「プリント配線板の包装」
[概要] |
カナガワ労働プラザ
https://www.zai-roudoufukushi-kanagawa.or.jp/l-plaza/
〒231-0026
横浜市中区寿町1丁目4番地 神奈川県立かながわ労働プラザ
TEL:045-633-5413 FAX:045-633-5416
交通
JR京浜東北・根岸線「石川町駅」中華街口(北口)徒歩3分
JR京浜東北・根岸線「関内駅」南口から徒歩8分
横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町駅」出口2徒歩12分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」出口1徒歩12分
2019年6月の研究懇話会
開催日 :2019年6月13日(木 ) 15:00~17:00
開催場所:かながわ県民センター 302会議室
講 師 : 石原 健 (当会会員)
題 目 : 「包装に起因する医薬品回収事例」
[概要] |
2019年2月の研究懇話会
![]() かながわ県民センター 1502会議室(15階)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5681/access.html 〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 電話:045-312-1121(代表) アクセス: ・JR・私鉄「横浜駅」西口・きた西口を出て徒歩5分 ・横浜市営地下鉄「横浜駅地下鉄出口8番から、地下街を通り、「中央モール」を左折し 「北6」出口を出て徒歩2分 |