• 2005年3月の研究懇話会

  • 【開 催 日】
    2005年3月20日(木) 15:00~18:00
  • 【開催場所】
    東京工業大学百年記念館、第4会議室
  • 【講  師】
    濱口 啓一 (当会会員)
  • 【題  目】
    「包装設計技法」
  • [要旨]
  • 包装の目的は、資源の効率的、効果的な利用に貢献することを基本とします。
    その上で競争優位を獲得・持続するために;

    1. ① 顧客感動の商品創り
    2. ② 顧客感動の納品(日数と数量)
    3. ③ 総合的環境負荷(被包装物+包装資材)の最小化
    4. ④ バリヤーフリー(利便性を含む)の造り込み
    5. ⑤ 衛生・安全・安心の信頼性水準の持続的向上などの改善が与件であり、そのために科学的包装設計の基礎が必須であります
  • [内容]
    • 顧客感動の商品創りと包装
    • 顧客の要求する品質特性の把握
    • 要求品質の機能展開
    • 包装技法
      1. ⑴ 機械特性設計技法
      2. ⑵ 防湿・ガスバリヤー包装技法
      3. ⑶ 調整・制御雰囲気包装技法
      4. ⑷ 低温(冷蔵・チルド)包装技法
      5. ⑸ 保香包装技法
      6. ⑹ アクチィブ包装技法
      7. ⑺ スマート(インテリジェント)包装技法
      8. ⑻ その他
    • 包装機・包装システム
      1. ⑴ フィルムの包装機械適性
      2. ⑵ 成型充填シール包装システム
      3. ⑶ 真空、ガス充填包装システム
      4. ⑷ 無菌化包装システム
      5. ⑸ 熱時充填システム
      6. ⑹ 殺菌(薬剤、電子線、レトルト殺菌等)包装システム
      7. ⑺ その他
    • フィルム構成の設計
      1. ⑴ 安全設計の考え方(田口メソッドの活用)
      2. ⑵ 設計品質特性値の決定
      3. ⑶ フィルム構成の選択
      4. ⑷ 複合加工法の選択
      5. ⑸ 実用試験
      6. ⑹ その他
    • コスト評価
    • 関係JIS、ASTM
    • 新しい包装動向