• 2005年9月の研究懇話会

  • 【開 催 日】
    2005年9月 7日(水 ) 15:30~18:00
  • 【開催場所】
    東京工業大学百年記念館、第4会議室
  • 【講  師】
    増尾 英明 (当会会員)
  • 【題  目】
    「食品容器の安全性について」
  • [内容]
    • はじめに
      日本の食品用容器規制は40年来変っていない。ここに来て欧米との解離が問題になってきている
      テスト条件: 日本 90℃、30分
        FDA 135℃、1時間
        EU(検討中) 176℃、1時間
      BSEなどで消費者の安全意識が高まり、規制の見直しが検討され始めようとしている
    • プラスチック容器の安全性
      • プラスチック容器
        1. ⑴ ポリエチレン・ポリプロピレン
          1. ① オリゴマーの安全性、
          2. ② 添加剤の安全性
          3. ③ 着色剤の安全性
          4. ④ 残留重合触媒の問題
        2. ⑵ ポリエチレンテレフタレート(PET)
          1. ① 残留触媒の安全性
        3. ⑶ スチレン系樹脂
          1. ① ポリマー解重合成分
          2. ② 揮発性成分の安全性
        4. ⑷ ポリ塩化ビニル
          1. ① 塩ビモノマーの安全性量
          2. ② 可塑剤、添加剤の安全性
          3. ③ 着色剤の安全性
          4. ④ 残留重合触媒の問題  ・トリクロロ
        5. ⑸ ポリカーボネート
          1. ① ビスフェノールA
        6. ⑹ 印刷インキ
          1. ① 顔料とベヒクル
    • 金属容器
      1. ⑴ スチール缶
        1. ① エポキシと量中の残存ビスフェノールA、
        2. ② 接着部のハンダからの鉛(国産缶詰は鉛を使っていないが、輸入缶詰は要注意)
      2. ⑵ アルミ缶
      3. ⑶ PETフイルム積層缶
        1. ① ウレタンーエポキシ接着剤からのビスフェノールA