-
2008年3月の研究懇話会
-
【開 催 日】2008年3月19日(水 ) 15:30~17:00
-
【開催場所】東京工業大学百年記念館、第4会議室
-
【講 師】鹿毛 剛 (当会会員)
-
【題 目】「南米の乳製品の包装事情」
- [概要]
-
- メルコスールとは
- メルコスールは、南米共同市場でEUのような自由貿易市場を創設、関税撤廃、貿易自由化を目的として、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジルの4カ国で1995年に発足し、準加盟国として、チリー、ボリビア、ペル、コロンビア、エクアドルが参加している
- 牛乳容器、ヨーグルト容器、ミルクジャム容器など
- 乳製品のトラブルとして、パウチ牛乳の漏れ、ヨーグルト容器のアルミ箔蓋の千切れ、ミルクジャムの漏れ、を調査し、対応策を提案した
- 食品包装容器の事故
- 食用湯の漏れ、トマトピューレ(スタンディングパウチ)の微生物による膨張、オリーブ容器の層間剥離
- 物流上の問題点
- ポリエチレン製パレット:破損、成型時のバリ、突起
- 木製パレット:破損、釘の露出
- 積み込み方法:段ボールはこの強度設計、はみ出し、段ボール内の仕切り
- メルコスールとは
JICA 関連でメルコスール域内産品流通のための乳製品包装技術 向上のために、2006年7月から公的研究機関を約5ケ月間指導して きた。
下記の内容について概要を紹介する。