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2008年6月の研究懇話会
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【開 催 日】2008年6月30日(月 ) 15:30~17:00
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【開催場所】東京工業大学百年記念館、第4会議室
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【講 師】鹿毛 剛 (当会会員)
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【題 目】「包装容器の臭気と香り対策」
- [概要]
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- 香りの歴史
- 臭い、香りの成分
- ⑴ 化学式と臭い
- ⑵ 食品等の香り成分
- ⑶ 悪臭の閾値
- 収着事例
- ⑴ プラスチックの樹脂、加熱加工、収着
- ⑵ プラスチックでの事例(①PE・PP、②PET、③熱硬化性樹脂)
- ⑶ かび臭の生成機構
- 収着機構
- ⑴ 吸着、拡散、透過、脱着
- ⑵ 溶解度パラメータ、拡散に及ぼす要因
- 臭気対策
- ⑴ 水洗
- ⑵ フレーババリア性の樹脂採用(ワインやウィスキーのキャップ事例)
- ⑶ その他
以上
プラスチックフィルムや容器で食品や飲料を包装する場合に、異臭の発生や内容品からフレーバを収着する事がある。これらの事例を紹介すると共に、収着のメカニズムや収着防止対策を解説する。