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2010年3月の研究懇話会
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【開 催 日】2010年3月18日(水 ) 15:30~17:00
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【開催場所】東工大蔵前会館2F 大会議室
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【講 師】中山 秀夫 (当会員長)
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【題 目】「包装と機能性フィルム」
- 「概要」
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- 容器包装に要求される役割と機能
- 液体用詰め替え容器
- カーボンフットプリント表示の仕組み、表示例、
- カーボンオフセットの仕組み、事例
- 環境問題と包装の役割
- アクティブ型バリヤ包材
- Active Packaging 、Intelligent Packaging、Smart Packaging とは、
- レディミールの包装技法
- レトルトパウチ食品
- オキシガード容器
- 容器包装の利便性機能
- ヒートシール機能
- イージーカット機能
- ジッパー付きパウチ
- 環境適応性(UD,共用性、CO2削減型包装)
以上
- 容器包装に要求される役割と機能
包装の目的であり、役割でもある最も基本的な機能は、製品(内容品)に対する保護性、安全衛生性、利便性および販売流通適性であるが、一方では、これらの基本的な機能を十分備えたうえで、包装の環境負荷低減化を軸とする“3R”への対応が、包装の役割として求められている。
最近では、消費パターンの変化やニーズの多様化に対する包装の高機能化が新しい包装の役割として捉えられ、当然ながら様々な商品の包装を可能にするとともに機能性包装の開発を促してきたといえる。
例えばスマートパッケージや酸素または水蒸気スカベンジャーなどのアクティブ型バリヤ材が注目されている。
ここでは、これらのアクティブ・パッケージングの現状と最新事例を紹介する。