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2015年2月の研究懇話会
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【開 催 日】2015年2月5 日(木 ) 15:00~17:00
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【開催場所】東工大蔵前会館
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【講 師】鹿毛 剛 (当会会員)
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【題 目】「PETボトルのDLCの内面処理技術ー炭酸飲料、清酒、ワイン、食用油等に適用ー」
- 「概要」
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- DLCボトルの開発背景と歴史
開発の背景と歴史、1984年頃の面白容器、食品の酸素許容量、各種ガスバリア技術比較、ビール用ハイバリアボトル、合成ダイアモンド等の用途、ダイアモンド及びDLC合成法、プラズマ、
- DLCボトルの製法と評価
DLCコーティング装置の基本設計、DLCコーティング工程概要図、DLCの製膜条件とDLCの特性真空装置メーカーの協力、DLCコーティングの特徴、DLCボトルの酸素透過度、DLCボトルの収着抑制、バリアの要求性能と適用分野、安全性、
- 機械装置、と商品
DLCボトルの商品例、DLC成膜機、PETボトルコーティング機械の比較、
- 最新の技術
各項目について詳細な説明があった。
以上 - DLCボトルの開発背景と歴史
飲料・食品は利便性、コスト面からPETボトル化が急速に進み、2013年の清涼飲料では70%を占めるまでになっている。PETボトルのガスバリア性では不十分な中身の商品もある。2004年発売以降、これまでに5億本生産されている。